【助けてほしいのはこっちだから〜若かりし頃〜】
こんにちは、ゆるりCafeです💕
本日は、ご予約可能なお席は終日埋まっております💡
ご予約無しのフリー席はほんの少しだけご用意ございますので、早い者勝ちでございます🕺✨
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また、先々のご予約等のお電話は15:00〜の方が繋がりやすいかと思います☎️ご不便をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願い致します😊
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っで、
表題の件ですが、
あれは15.6年前の話。
僕、《金縛り》になった事がございまして。
僕だけでなく、皆様もご経験があるかと存じますが、
幻聴が聞こえたり、なんか見えないものが見えたりするようなんです。
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まさに、僕もそうやったんですけどね。
ある時、寝ていましたら、
急に目が覚めました。
そう、パチっと目が開いたんです。
その瞬間、
息が出来なくなり、身体がベッドに沈んでいくような、そんな感じでした。
はじめての金縛り。
僕は、
(え!?何?何これ!!?息が出来ねぇし、身体が動かねぇし、なんか、なんか、なんか重いっっっ!!)
と思い、
声を出したら
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「あぁー、うぅーあぁー。」
これしか出ないんです。
僕はパニックになりました。
その時のパニック指数は3です。
ちなみに、MAXは4です。
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なかなかのパニックの時に
聞こえてくるんです。
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「助けて…助けて…」
と。
7、8歳くらいの女の子の声でした。
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「助けて…」
か細い声で、それはそれは今にも消えそうな声。
僕は声の聞こえる方に首を向けようとしました。
が、首が動かない。
動くのは目のみでした。
とりあえず動けないのは致し方がない。
状況把握が先だ!と思い目を下にやると、
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胸の上に、腕があるではないか。
男性の腕。
太さから言ってゴリゴリマッチョの腕。
いや、だからだよ。
だから重たいんだよ。
「助けて…」
また女の子の声が聞こえる。
動かない。いや、動けないんだよ。
ゴリマッチョの、腕が乗っかってて。
「助けて…」
いや、助けてあげたいんよ、僕も。
「助けて…」
待て待て待て!先ずはこの腕をどかしてくれ!!
「助けて…」
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助けてほしいんはこっちじゃぁあぁああぁぁぁああーーー!!!!
いや、その前に誰?
君は誰なん?
何があったん?
助けたいのよ。助けたいんだけど、腕がさ。
いや、この腕誰のなん!?
重いし、腕しか見えないし、誰っ!?
「助けて…」
いや、分かってんねん!助けたいねん!ねぇ、君誰なん?見て!!僕、動かれへんやん!見て!腕っっ!誰のやねん!重っっ!
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そうこうしてるうちに、僕の身体に強力な風が吹く。
その風は出窓に向かって流れ、カーテンがブワッと広がる。
その瞬間、僕の身体は一気に軽くなり、息ができるようになった。
汗びっしょりの僕は、出窓を開けた。
ん?
開けたよな?
今。
鍵開けて窓開けたよな?
なんでさっきの風の時にカーテンぶわってなったん?
え?
さっきの女の子…どこにおるん?…
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続く
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さぁ、まもなくオープン🕺✨
皆様のお越しを心よりお待ちしております💕
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